Hyper-Vを利用するためのBIOSの設定 Intel VT/AMD V,Intel XD/AMD NX.(DEP)

Hyper-Vを利用するためにはBIOSの設定で、CPUの仮想化支援機能を有効にする必要があります。BIOSの設定は、マザーボードのメーカーごとにまちまちなのですが、私の環境では以下の項目で切り替えることが出来ました。



Virtualization Technology. Enabled.


CPUの仮想化機能としては次の2つがあります。Hyper-Vでは、これらの機能を利用してHyper-Vを動作させます。

  • ハードウェア支援機能

プロセッサの動作モードを特権モードとユーザモードに分けて実行できる機能。ハイパーバイザが特権モードで、仮想マシンがユーザモードで動かすことができる。この機能をIntelでは「Intel VT」、AMDでは「AMD V」と呼んでいます。

  • ハードウェア実行防止(DEP)

データの誤実行を防ぐ機能。バッファオーバーランなどの防止をする。この機能をIntelでは「Intel XD」、AMDでは「AMD NX」と呼んでいます。


機能としては2つありますが、BIOSの設定は一箇所でした。