TIPS

プロジェクトファイルが勝手にチェックアウト状態になる

ウェブアプリケーションを開発している際に、何も変更していないのにプロジェクトファイルがチェックアウト状態になることがあります。 原因は、プロジェクトプロパティの[Web]タブの設定です。 ・[すべてのユーザにサーバ設定を適用(プロジェクトファイル…

Visual Studio 2012 でのプロジェクトプロパティで変更しておいた方が良い箇所

・デバッグ中にコードを修正するために必要な設定 [ビルド]-[プラットフォームターゲット]→x86 [Web]-[デバッガ]→[エディットコンティニュを有効にする]→オン ・RDPセッションホスト(ターミナルサービス)環境で複数ユーザでデバッグするために必須 [Web]-[サ…

FirstChanceExceptionが無限ループに陥らないようにする実装方法

.Net 4.0 から導入された FirstChanceException イベントハンドラは、例外が発生した際に最初に例外が通知されるイベントです。(try catch よりも先に。) 但し、注意点としてFirstChanceExceptionイベントハンドラの中で新たに例外が発生するとFirstChance…

Windows 8 でスタートメニューを表示する

Windows 8 からスタートメニューが無くなりましたが、早速、スタートメニューを表示するアプリをリリースしている人がいたので使わせてもらうことに。 Lee-Soft ViStart 海外のソフトウェアだが日本語も表示されるし見た目もWindows 7 なので使いやすい。

IIS でワーカープロセスのリサイクルが発生した際にイベントログを記録する

IISのワーカープロセスは、不安定にならないよう定期的な時間間隔(1740分ごと)に再起動するように設定されています。この再起動処理をIISはリサイクルと呼んでいます。既定では時間間隔(1740分毎)ですが、リクエストの数(1000万リクエスト毎など)や特…

例外の処理コストとパフォーマンスチューニング

例外に掛かる処理コストについてint.Parseとint.TryParseを使って比較調査を行ってみました。 入力された文字が数字か否かを判断する方法として、数値ではない場合に例外を発生させるint.Parseがあります。 private bool IsNumericByException(string test) …

InnerExceptionは誰が設定するのか(例外が再スローされるときにいつでも設定される訳ではない)

MSDNにはInnerExceptionについて以下のような説明があります。 ファイルを読み取り、そのファイルのデータの書式を指定する関数があるとします。この例では、ファイルの読み取りを試みるコードとして、IOException がスローされます。この関数は、IOExceptio…

Null許容型はGetTypeでNullableを返さず値型を返す

Null許容型ですが、GetTypeメソッドを呼び出した際にNullableではなく値型を返すという特性があります。NullableのGetTypeはintを、NullableのGetTypeはDateTimeという風に。 Nullableを導入した際の値型との互換性のためだと思いますが、ちょっと変わった動…

DHCPでIPアドレスが取得できない場合に設定されるIPアドレス(169.254.0.0)

DHCPでIPアドレスを取得するよう構成されたコンピュータが何らかの理由により(ネットワーク断線、DHCPサーバダウンなど)でIPアドレスが取得出来ない場合、APIPA(Automatic Private IP Addressing)というアドレス体系のIPアドレスが自動的に付与されます。 …

Administrator ユーザアカウントを有効にする

Windows Vista / 7 Home Basic, Home Preminum では、Administrator アカウントを有効にするためにはコマンドラインから設定する必要がある。 (GUIのコンピュータの管理ツールが利用できないため。Enterprise,Ultimateは可能。)有効にする net user admini…

IIS7からUnicodeを含むファイル名のアップロードをサポート

Windows 7 / 2008 R2 に入っている IIS7 から UTF-8 のファイル名がサポートされるようになりました。ということを最近知りました。(遅い・・)IISマネージャからFTPサイトの詳細設定を確認すると「UTF8の許可」が既定値でTrueになっています。

Oracleのサンプルスキーマ(データベース)を消す

Oracle のサンプルスキーマ(データベース)を削除するスクリプトです。Oracle 10g/11g。 sqlplus SYS/ORCL@ORCL as sysdba DROP USER SCOTT CASCADE; DROP USER HR CASCADE; DROP USER OE CASCADE; DROP USER PM CASCADE; DROP USER SH CASCADE; DROP USER …

JISコードによる入力可能文字の判定(第1水準、第2水準、第3水準、第4水準、半角文字など)

他のシステムにデータ連携を行う場合などに、文字化けを起こさないよう入力文字のチェックを行う場合があります。 今回は、JISコードを使って入力可能文字の判定処理を整理したいと思います。 まず、JISコードの体系ですが「区点番号」という番号体系で文字…

Windows 8 を試してみよう。気軽に試せる VHD ブートによる インストール。(Windows 8 Release Preview)

Windows 8 Release Preview がリリースされたので、早速VHDブートでインストールしてみました。 金魚からチューリップに変更されてます。以前より、サクサク動く感じがします。 ISOのダウンロードは以下のサイトから、インストール時に確認されるので手元の…

USB メモリから起動できる Hyper-V Server 2012 Release Candidate を 作成する

Windows 8 の Release Preview と同時に Hyper-V Server 2012 についてもリリースされているので、手軽な Hyper-V 検証環境として USB メモリから起動できる Hyper-V Server 2012 を作ってみました。Hyper-V Server については、2008 R2 に続き 2012 でもUSB…

Debug構成とRelease構成の違い

ビルド構成の Debug と Release の違いについて調べてみました。 開発中だから Debug 構成、リリースする時は Release 構成という 固定観念 ではなくて、開発中とリリース時での動作に一切の違いがあってはいけないから安全に動作することを最優先にリリース…

USB メモリから起動できる Windows 8 を 作成する ( Windows To Go)

Windows 8 では企業向けの機能として USB メモリからの起動がサポートされており、PCの環境を丸ごと持ち運びができるようになっています。 「Windows To Go」という名前で呼ばれています。 Windows 8 Consumer Preview でも Windows To Go な USBメモリを作…

Windows 8 を試してみよう。気軽に試せる VHD ブートによる インストール。

現在使っているパソコンのHDDに空き容量が50GByte程度あれば、Windows 8 とのデュアルブート環境を作れます。デュアルブートというと、パーティションを切ってインストールする事をイメージしますが、今回説明する VHD ブートは Cドライブに Windows 8 が入…

(補足) ブート可能なUSBメモリは、パーティションをアクティブとしてマークする必要があります

今までUSBメモリから起動可能な Hyper-V Server などの説明をしてきたのですが、大事なことをお知らせできていませんでした。タイトルにもありますが、 ブート可能なUSBメモリは、パーティションをアクティブとしてマークする必要があります。 CodePlexで公…

例外処理。Try Catch、Try Finally、既定例外の基本的な動きと特性の理解。(UnhandledException,ThreadException)

例外処理の基本的な動きと特性について整理してみました。まずは、基本から。 Try Catch Tryブロックの範囲で実行されるコードは例外が発生した場合に必ずCatchブロックの処理が呼び出される事が保証されます。 Try Finally Tryブロックの範囲で実行されるコ…

Team Foundation Server (TFS) 2010 のオンラインバックアップを構成する。(Power Tools)

TFS2010には、標準でバックアップツールが付属していません。そのため、手動で行うか TFS PowerTools を使ってバックアップ計画を構成する必要があります。 まず、TFSのバックアップ手法について説明しているマイクロソフトのドキュメントが以下となっていま…

Office 2010 のプロダクトキーを変更する

入力間違いなどでライセンス認証できなかった場合のプロダクトキーの変更方法です。Office 2010 の場合、次の操作でプロダクトキーを変更する事が出来ます。 コントロールパネル-プログラム-プログラムと機能-プログラムのアンインストール 「変更」を押しま…

Oracle 11.2以降で exp/imp によるバックアップ・リストアに失敗する

exp で取得した .dmp ファイルを imp でリストアしようとすると、トリガやビューを作成する際に以下の様なエラーが発生して imp に失敗した。本来あるはずのテーブルが存在しない。 IMP-00017: following statement failed with ORACLE error 942: IMP-00003…

Oracle Textでファイル・データストアに対するアクセス権限を付与する

CREATE INDEX で次のエラーが発生した場合のトラブルシューティング 行1でエラーが発生しました。: ORA-29855: ODCIINDEXCREATEルーチンの実行でエラーが発生しました。 ORA-20000: Oracle Textエラー: DRG-10758: 索引所有者には、ファイルまたはURLデータ…

Oracle アカウントのパスワード制限を緩和・解除する

開発用のメモ。プロファイルからパスワードの制限を解除して、アカウントのパスワードをmanagerに設定します。開発時は、簡単なパスワードを設定しておいた方が便利です。(運用時はもちろん厳禁ですが・・) /*パスワード 有効期間(日)*/ ALTER PROFILE "DE…

Team Foundation Server(TFS)のデータ保存場所(オフラインバックアップ)

Team Foundation Server(TFS)は、SQL Server をストレージ(保存場所)として動作するため、以下のフォルダに入っています。 "C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL10_50.MSSQLSERVER\MSSQL\DATA" そのためオフラインの簡易的なバックアップで良けれ…

展開イメージのサービスと管理ツール(DISM.EXE)を使って、Hyper-Vの初期設定言語・キーボード・タイムゾーンを日本に設定する。

以前の記事でHyper-V Server 2008 R2 with SP1を日本語化する設定方法について紹介しました。 今回は、Windows Automated Install Toolkit(Windows 自動化インストールツールキット)の展開イメージのサービスと管理ツール(Dism.exe)を使って、既定の言語…

USBメモリから起動できるHyper-Vを自動作成するアプリを作りました!

USBメモリから起動できるHyper-V Server 2008 R2 SP1ですが、手順が複雑なので自動化したアプリケーションを作成しました。ここで公開します。 Create Hyper-V Server USB Memoryhttp://hypervusb.codeplex.com/ CodePlexでは英語で公開していますが、アプリ…

Hyper-V Server 2008 R2 インストール時の初期設定

Hyper-V Server 2008 R2 SP1 を USBメモリから起動した際の初期設定を整理しました。 Hyper-V Serverをリモートで管理することを前提に、サーバ・クライアント間でのファイアウォール設定、リモート管理の設定を紹介します。 日本語化 まずはコマンドライン…

Hyper-V 2008 R2 Server SP1 をGUIで設定する

Hyper-V 2008 RS Server は、Hyper-V機能に限定されたServerCore版のWindows 2008 R2 Server であるため、当然ながらGUIは使えず設定はコマンドラインから実行する必要があります。 ですが、以下のツールを使用するとGUIで設定が行えるようになります。 Core…