USBメモリから起動できるHyper-Vを自動作成するアプリを作りました!

USBメモリから起動できるHyper-V Server 2008 R2 SP1ですが、手順が複雑なので自動化したアプリケーションを作成しました。ここで公開します。


Create Hyper-V Server USB Memory
http://hypervusb.codeplex.com/


CodePlexでは英語で公開していますが、アプリ自体はリソースを使って多言語化(英語/日本語に対応)しています。この記事では、日本語版で。


USBメモリ版のHyper-V Serverの作り方は、このブログでも紹介した通りでMicrosoftのサイトで紹介している方法を参考にしています。手動で作成する以下のやり方を自動化したと考えてもらえればOKです。


Deploying Microsoft Hyper-V Server 2008 R2 on USB Flash Drive
http://technet.microsoft.com/en-us/library/ee731893(WS.10).aspx


実行環境


必要な材料


私はAmazonで以下のUSBメモリを購入してやってみました。
BUFFALO USB3.0/2.0用 USBメモリー ホワイト 16GB RUF3-K16G-WH


アプリを起動すると次の画面が出てきます。


起動直後は英語なので、LanguageのメニューからJapaneaseを選んでください。

  • 対象ドライブ

USBメモリのディスクを選んでください。コンボボックスには固定ディスクとUSBをリストしているので、固定ディスクにインストールすることもできます。但し、NTFSフォーマット済みで空でなければ作成できないようブロックをかけています。

  • install.wimのファイルパス

Hyper-VサーバのDVDにあるinstall.wimを指定してください。ダウンロードしたHyper-Vサーバのisoファイルはvirtualclonedriveなどのソフトでisoマウントするか、DVDに焼いてください。アプリ起動時に自動認識するので変更する場合は少ないと思います。

Windows自動化インストールツールキットのインストールフォルダを指定してください。アプリ起動時に自動認識するので、アプリ実行前にWindows自動化インストールツールキットをインストールしておいてください。


作成ボタンを押すと、1時間弱くらいで作成が完了します。私の環境では46分でした。


実行中に、フォーマットしますか?自動再生しますか?などのダイアログが表示されますが問題ありません。すべて無視するか、ダイアログ右上の×ボタンで閉じてください。