ASP.NETアプリケーションの高速化についてのメモ
- 出力されるHTMLの量を減らす
ASP.NETコントロールが出力するHTMLをブラウザから確認して減らせそうなら減らす。具体例としてTreeViewコントロールを挙げますが、大量のHTMLコードを出力するASP.NETコントロールはあるので、少なくなるように調整しましょう。
TreeViewコントロールが出力するHTML。(10x10の100ノードで、73,041Bytes。)
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対策1
TreeView1というコントロール名をtに変更。(67,989Bytes。7%削減)
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対策2
TreeViewコントロールの画像をプロパティで指定する。(49,908Bytes。25%削減)
Me.t.CollapseImageUrl = "c.gif"
Me.t.ExpandImageUrl = "e.gif"
Me.t.NoExpandImageUrl = "s.gif"
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画像がWebResourceに入っている場合はHTML量が多くなってしまい好ましくありません。なるべく、画像を別に用意してURLを指定するようにした方が良いと思います。
- ファイルの数を減らす
画像はCSSSprite,CSS・JavaScriptファイルは、AjaxMinifierを使って統合する
- ファイルのサイズを減らす
画像は最適化、CSS・JavaScriptファイルは圧縮、IISの設定で静的圧縮、動的圧縮を設定する。
- table-layout:fixedを止める
一般的に設定した方が早いと言われていますが、レイアウトによってはtable-layout:fixed属性を外した方が高速になるケースがあります。