Apple Wireless Keyboard を Windows で使う

Apple Wireless Keyboard (JIS) を 購入してみたのですが、やはりMac向けのキーボードなのでWindowsで使うと制限がありました。私が設定した内容と設定方法についてメモを残したいと思います。


最初は Apple Wireless Keyboard Helperを利用していたのですが、ローカルのパソコンでは問題がなくても、リモートデスクトップ環境では設定が全く反映されないので(タスクトレイに常駐しキーボードマップを変更するソフトなので仕方ない)タスク常駐型ソフトで対応するのはあきらめました。


お名前.comなどの仮想デスクトップサービス上にApple Wireless Windows Helperをインストールして実行すると「Apple Wireless Keyboard が接続されていません。」とエラーになります。


結局、レジストリを変更する方法(scancode)によるキーボードマップの変更を利用する方法ならリモートデスクトップ環境でも設定が反映されることがわかり、この方法で対応することにしました。但し、Apple Wireless Keyboard にはscancodeがないキーがいくつかあり残念ながらそれらのキーは使えません。(JIS配列の場合は[英数][かな][Fn][Eject]の4キーです。)とても残念なのですが、仕方ないのであきらめることにしました。


私が変更した設定は以下の4つ。


F11 → Home
F12 → End
caps lock → Ctrl
Windowsキー → Del


Delete キーは使わなくても割り当てておかないと、Ctrl + Alt + Del が打てないので注意です。また、半角/全角 キーがないのでIMEの設定で切り替え用のホットキーを割り当てておくといいと思います。(IMEの設定で行います。)


また、上記のscancodeによるキーボードマップの変更には、[窓の杜]change keyを使いました。


PS:
しばらく使ってみた感想
■良かった箇所

  • とってもコンパクト
  • デザインが秀逸
  • 打鍵感は軽くて打ちやすい

■不都合な箇所

  • [英数][かな][Fn][Eject]の4キーが使えないこと
  • 無変換/変換/カタカナひらがなローマ字/半角全角/Insert/Del/Home/End/PageUp/PageDownがないこと
  • PrintScreenがないこと

普通のWindows対応のキーボードの方が使いやすいので仕事用は従来のキーボードで、Apple Wireless Keyboardはプライベートで使ったりiPhone/iPad用にする事にしました。BootCampなどもあるので、AppleがそのうちWindows用にドライバを作ってくれると嬉しいのですけれど。