Visual Studio 2008 のアドインを作成する。まとめ。

今まで何回かに分けてVisual Studio 2008 のアドインを作成するための基礎知識・要素技術を説明してきました。
記事だけだとイメージがわかない部分があるので、ビットマップを用意しました。

Visual Studio 2008 のアドインを作成する。アドインの設定。
http://d.hatena.ne.jp/tekk/20090921/1253539863

Visual Studio 2008 のアドインを作成する。アドインの構成。
http://d.hatena.ne.jp/tekk/20090921/1253541817

Visual Studio 2008 のアドインを作成する。ドッキングウインドウの作成。
http://d.hatena.ne.jp/tekk/20091030/1256920774

上記を適用するとVisualStudio IDEの画面下に配置されるウインドウを作ることができます。

Visual Studio のプロジェクトウィザードから空のプロジェクトを作ります。
[ファイル]-[新しいプロジェクト]から新しいプロジェクトの種類を選択する画面を開きます。
左ツリーから[その他のプロジェクトの種類]-[機能拡張]を選択し、[VisualStudioアドイン]を選択します。

アドインウィザードが画面に表示されるので、質問に答えていきます。今回は以下のように回答します。

  • プログラミング言語の選択:VisualBasicを使用してアドインを作成
  • アプリケーションホストの選択:MicroSoft VisualStudio 2008
  • アドインの名前:DockingAddin
  • アドインの説明:ドッキング可能なウインドウを作ります
  • アドイン用のコマンドバーUIを作成しますか?:ON
  • アドイン読み込み時の設定(ホストアプリケーションの開始時にアドインを読み込む):ON
  • アドイン読み込み時の設定(アドインでモーダルUIを表示せずに、コマンドラインビルドで使用できるようにする。):OFF
  • [バージョン情報]ダイアログボックスの設定を生成しますか?:OFF

これで空のアドインプロジェクトが生成されます。

Visual Studio 2008 のアドインを作成する。ドッキングウインドウの作成。
http://d.hatena.ne.jp/tekk/20091030/1256920774

上記のトピックで記載したサンプルコードを設定すると以下のような画面のアドインになります。