Visual Studio 2008 のアドインを作成する。アドインの設定。

VisualStudio 2008 のアドインはDLL形式で提供されますが、VisualStudio 2008が起動時にアドインDLLを読み込めるように以下の設定を行う必要があります。

VisualStudio2008は起動時に、MyDocumentのVisualStudio2008フォルダにあるAddinsフォルダ(アドインが1つも無い場合は作成されない。手動で空のフォルダを作成するか、プロジェクトウィザードからアドインを作成すれば自動的に作成される。)に配置されている.Addinファイルを読み込みます。

・.Addinファイルの中身は以下となります。



Microsoft Visual Studio
9.0


MyAddin
アドインテスト
C:\Users\Administrator\Documents\Visual Studio 2008\Projects\MyAddin\bin\Debug\DevPartnerViewer.dll
MyAddin.Connect
0
1
0


VisualStudio2008は、Addinファイルに記載されているAssembly要素のDLLをロードし、DLLからFullCalssNameで指定されているクラスをインスタンス化して、統合環境に組み込む処理を行います。DLLのロード時に例外が発生するなど、アドインのロードに失敗したDLLは.Addinファイルの拡張子が.Addin_に変更され次回以降ロード対象から除外されます。

開発環境では、VisualStudioのプロジェクトウィザードが上記の構成を作ってくれますが、作成したDLLを配布する際は修正したDLLをどこに配置するか決めた上で.Addinファイルを構成する必要があります。