アセンブリ・DLLの差し替え(アセンブリリダイレクト)

参照設定しているアセンブリ(DLL,Exe)がバージョンアップした場合にファイルを差し替えますが、バージョンが異なる場合、ファイルを差し替えてもバージョン違いとなりエラーが発生して起動する事ができません。対応方法としては、新しいバージョンに参照設定し直してリコンパイルするのが通常の対処です。

ですが、商用リリース後などで変更が無いファイルをリリースするのが難しいという場合は、アプリケーション構成ファイルにアセンブリバージョンリダイレクトの設定を記載する事で一定範囲のバージョンのアセンブリを特定のバージョンのアセンブリにリダイレクトする事が出来ます。

バージョンアップしたアセンブリとリダイレクト設定したアプリケーション構成ファイルの2種類を配布するだけでバージョンアップに対応できるようになります。

以下、アセンブリバージョンリダイレクトの設定例です。アプリケーション構成ファイルなのでexeの後ろに.configを付けてください。(Project1.exeの場合、Project1.exe.configとします。)

例)RedirectTest.dllアセンブリのバージョン0.0.0.0から10.0.0.0までを10.0.0.0にリダイレクトする場合。













oldversionの指定範囲は通常0.0.0.0から最新のバージョンまでを指定し、newversionには最新バージョンを指定します。